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谷村新司氏の死去に伴いアリスのNHKライブをカセットで聴いてみる

CASSET-TAPE/DECK

去る2023年10月8日 谷村新司氏が74歳で死去されました。

最近はソロで活動することの多い谷村でしたが、私にとってはアリスの谷村新司としての印象が強い人です。

 

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アリス

アリスは谷村新司(歌、ギター)をリーダーに堀内孝雄(歌、ギター)、矢沢透(ドラムス)の3名で構成するバンドです。谷村新司の愛称はチンペイ、堀内孝雄はベーヤン、矢沢透はキンちゃんと呼ばれてます。

ジャンルとしては、フォーク、ロックに類するものだと思います。
1970年代、当時はニューミュージックというジャンルはありませんでした。

ウイキペディアで改めて確認してみるとアリスと谷村氏の活動、アリスと私の青春時代との布石が懐かしく感じます。ウイキペディアには私の知らなかったことがたくさん書かれていました。

 

1971年12月25日年当初は谷村、堀内の2名で「アリス」結成。その後、
1972年5月5日に矢沢が合流しました。

1978年の 「チャンピオン」

1980年の 「昴」   中国や世界的にも知られる

1992年の 「サライ」 晩年24時間テレビで歌われる

など有名な曲もありますが、私は売れない時代、グループ初期の歌が好きです。

概ね’70年代のアリスとゆう事になります。

1975年の 「今はもうだれも

1976年の 「帰らざる日々

1977年の 「冬の稲妻

1976年の 「遠くで汽笛を聞きながら

1978年3月 「涙の誓い」 今回のLIVE録音した年1978年と一致

1978年11月 「いい日旅立ち」 山口百恵に楽曲提供。国鉄、JRのCMで有名

1980年の 「狂った果実」


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谷村新司監修CD 2016年11月2日 発売
発表当時のオリジナル・アナログ・テープから最新のテクノロジーを駆使してリマスタリング。
マスターに忠実なSHM-CD仕様で、あの時代のサウンドが鮮明に蘇る。

 

カセットで聴いてみる

谷村新司所属アリスの当時のカセットが残っています。

NHKのFM番組のエアチェックテープである。

番組名はわかりませんが、LIVE録音です。

録音は1978年と思われます。

当時、こだわって独自の採番をしてました。YLO-78 0825-2331(P1000) とラベルに記載されてます。

YLO   不明

78   1978年録音

0825  8月25日録音

2331  室温も記録していたような記憶がある。

(P1000) 不明

記憶があいまですが、以上のような自身で作ったマイルールだったかと思います。

 

録音は今思うと、録音レベルが上げすぎで、低音が出すぎて高音が綺麗じゃない。音がこもって聞こえます。それでもこのカセットテープは私の中では永久保存版です。

曲の合間のおしゃべりが少々長いけど面白く、面白いだけでなく身近と言うか、切実と言うか30代前後の体の衰えを面白おかしく話しています。

1978年、NHKのライブを一部紹介すると、

老人

谷村:
「初めてお目にかかります、アリスというバンドです。
平均年齢29歳、もう、30に手は確実に届いておりまして...男も25を過ぎますと、色んな欠陥が体のそこここに現れはじめまして、
昔は春風に髪をなびかせて歩いたものですけれど、
今は、ほんとに台風と喧嘩しているような感じで」(会場 笑)
足のむくみ、涙腺が弱くなったなどの話があり、
楽曲「老人」へとつなげて行きます。

売れない時代の最低観客動員数は4人

観客動員数4人は浜松のコンサートでの記録。
それまでは2000人収容の函館の会場での34人と話してます。

谷村:「この記録は今まで破られてません。」

 

遠くで汽笛を聞きながら

谷村:「それじゃ、アリスが続く限り、この歌はずっと歌い続けてゆくと思います。
遠くで汽笛を聞きながら!」

私の中ではアリスのBEST3に入る曲です。

 

涙の誓い

(LIVE録音)当時、一番新しい曲と話ている。

 

冬の稲妻

歌詞の中で、

You’re rollin thunder を ようろういんのサンバ

とギャグってます。

 

「帰らざる日々」

最後にこの曲が演奏され番組も終了となります。

管理人
ぴーぴー

選曲、演出がニクイ!

BeeRecords(ビーレコード)

 

「帰らざる日々」を聴いてみた

谷村新司さんの歌声はもう聴けません。帰らざる日々の歌詞の一部です。

最後の電話を握りしめて
何も話せずただじっと
貴方の声を聞けば何もいらない
いのちを飲みほして目を閉じる

歌詞 引用

「バイ・バイ・バイ、私の命」

「あなたの声が遠ざかる」

「私は一人で死んで行く」

「夕暮れが近付いてくる」

「私の人生のー」

「バイ・バイ・バイ、バイ・バイ・バイ、バイ・バイ・バイ、バイ・バイ・バイ、......」

など。

この歌は私の解釈では、恋人から電話で別れ話を聞く人の歌のように思えるのですが、
別の解釈では、今、まさになくなろうとしている方や谷村氏の心情に通ずる点もありそうです。

管理人
ぴーぴー

谷村氏の歌詞は深い!

ご冥福をお祈りいたします。

 

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