はじめに
私はAmazon Prime Musicに加入しています。最近はAmazon Music HDやmora qualitasなどハイレゾストリーミングサービスが増えてきています。名前は何となく聞いたことはあります。毎月定額の料金を支払う必要があるのでPoor Audioの私が手を出すのには若干抵抗があります。
サービス単独では1000円位で大した額ではないの気もしますが、オーディオ以外にも色んなサービスに加入しているのでチリも積もれば....家計が苦しくなってきます。
なので、今回は
Amazon Prime会員(料金そのまま)でAmazon Prime Musicの音楽を高音質で聴けないか!
考えてみました。
というか、上記タイトルは後でとってつけたタイトルです。しばらく更新がないので何かブログのネタはないかと考えておりました。
毎日暑い日が続くので、エアコンで涼んで久しぶりに音楽を聴こう!音源はAmazon Prime Musicで聴こう!せっかくなのでオーディオルームのメインのシステムで聴こう!と考えました。
いつもはAudio専用PC内の音源からDAC⇒真空管LINE AMP⇒プリメインアンプ⇒スピーカー 経由で出てくる音を楽しんでいます。
Amazon Prime Musicは次のような2つの環境で聴いています。
①作業用のWindows PC+USBデジタルアンプでBGMとして聞き流すケース。中古PCも含めたシステム構成価格は約3万円くらい
➁MAC+安物DAC+中華デジタルアンプでBGMとして聞き流したり、ちょっと腰を据えて聞きこむこともある。MACも含めたシステム構成価格は約13万円くらい
今回は第3のケースとしてメインのオーディオシステムでAmazon Prime Musicを聞くことにします。Audio専用PCでAmazon Prime Musicを聴くのは、おそらく初めてではないかと思います。なぜなら、今までは出てくる音に期待をしていなかったためです。
Amazonの音楽配信には次のようなサービスがあります。
Amazonプライムミュージック ※1
配信数 200万曲以上
音質 320kbps。 標準音質(SD)。ロッシー圧縮。
特典 Amazonでの買い物の配送料0円。Amazon Videoでの映画・TV番組見放題。
※1 Amazonプライムミュージックは2022年11月Amazon ミュージックプライム(Amazon Music Prime)に名称変更および仕様変更されました。
Amazon Music Unlimited
プライム会員の私の場合、追加で月額780円 880円出費。(2023.6調べ)
より高音質のAmazon Music HDを吸収した形となりました。(2023.6調べ)
配信曲 6,500万1億曲以上
音質 標準音質(SD) 320kbps。ロッシー圧縮。
より高音質のHD 850kbps、ULTRA HD 3730kbpsにも対応
音楽以外の特典は無し
Amazon Music HD
先のAmazon Music unlimitedに加入している必要があり。プライム会員の私の場合月額1780円の出費(Amazon Music unlimited加入費を含む)
Amazon Music HDはAmazon Music Unlimitedに吸収された形となりました。(2023.6調べ)
Amazon Music Unlimitedに加入していればHD音質、ULTRA HD音質で視聴できるようになりました。
料金はプライム会員の場合、月額1780円 → 月額880円。新規会員は月額1,080円。
プライム会員なら従来より月額900円ダウン!
これはうれしい!
他より1歩抜きん出ようという戦略なのか?
配信曲 高音質(HD) 7000万曲以上
ULTRA HD 数百万曲以上
音質 高音質(HD) 850kbps。16bit/44.1KHz。ロスレス。
ULTRA HD 3730kbps。24bit/192KHz。ロスレス。
音楽以外の特典は無し
Amazon Music Unlimitedに比べて
Amazonプライムミュージックはビットレート320kbpsで音質はSPEC的にCDの音質よりも若干劣るようです。
UP-SAMPLING可能なUSB DACであればドライバーや環境の設定をすべし!
今回の、オーディオシステムではUP-SAMPLING可能なUSB DACである、Topping D10を使用しています。
Windwos10用のドライバー、ソフトをインストールするとソフト的にサンプリング数が24bitまたは32bitに変更できます。
量子化 bit数
24bit
32bit
参考:CD 16bit
サプリング周波数
96KHz
44.1KHz
44.1KHz
ビットレート(2CH分)
4608 Kbps
2822.4 Kbps
1411.2 Kbps
何もしなくても、UP-SANPLINGされいるようです。ビットレートもAmazonプライムミュージックが320Kbpsに対し最低でも8.8倍以上のビットレートで処理しているようです。
量子化bit数 24bitの場合
量子化bit数32bitの場合
音質の評価
UP-SAMPLINGなしとの相対的な比較ができないのが心苦しいのですが、単独、絶対的な評価としては音源が320kbpsのAmazonプライムミュージックであっても結構いい音しているな!という印象です。
DAC側でUP-SAMPLINGしている事が音質向上に寄与しているのだと思います。
24bit 96KHzと32bit 44.1KHzとの音質の違いは
聴きようによっては24bit 96KHzの方が良く聞こえたり32bit 44KHzの方が良く聴こえたりで客観的に見るとどちらも同じで聞き分けることができないのかもしれません。特に私の耳では!
理論的には情報量として4608Kbpsとビットレートの高い24bit 96KHzの方が音が良いように私は考えるのですが、音の大きさをを32bitで表現する事ができる32bit 44KHzの方がほんの少し音が良く感じる事もあります。
微妙な違いなので評価が2転3転するのかもしれません。
Topping D10の後継機 Topping D10s
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