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Topping D10 レビュー

DAC

2018.11.9 投稿  fanblog  
 2019.4.12 更新  fanblog  
2020.3.28 更新    pp-audio
2020.8.7 更新    pp-audio
2020.11.5 更新  pp-audio
2021.5.28 更新  pp-audio
OPEアンプ関連 2021.10.8 更新  pp-audio
XMOS関連 2024.5.25 更新  pp-audio

 

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はじめに

最近は、HI-Resoのオーディオが流行っています。ちなみに私の持ってるDAC関連機器は

・ 中古AVアンプDAC部  マランツ PS7300 96Khz 24bit(192KHz 24bit
・ DigiFiNo.13付録DAC      Olasonic   96KHz 24bit
・ DigiFiNo.16付録DAC内蔵AMP  Olasonic  48KHz 16bit

とSPEC的にはたよりない。

 

そこでDAC購入の候補として(2018年当時)

●Topping  D30      13,500円
●SMSL  Sanskrit 6th 約8,000円 近所の中古屋さん
●Amulech AL-9628D   13,300円
●Topping  D10     約15,000円

以前デジタルパワーアンプTopping TP22を中古で5,000円くらいで買ったのですが、意外と音が良い印象でした。

 

それで、今回も同じ会社のDAC 「Tpopping D10」を購入する事にしました。

 

 

在庫切れに注意!

 

安くなるまで待とうと思ってたら2回ほど在庫切れになってしまい愕然とした事があった。半年くらい悩んでセールの文字に踊らされて思わず、ぽちりました。

この商品、人気なのか、発売後かなり経ったためか、品薄になってきているようです。

 

Topping D10のSPEC

最大サンプリング周波数:384KHz  DSD128
USBインターフェイス :XMOS XU208
DAC         :ESS ES9018K2M
OPアンプ        :OPA2134

電源入力:DC5V / 0.5A(USB電源)
入力:USB
デジタル出力:OPT / COAX
アナログ出力:LINE OUT

 

 

とりあえず、レビュー

筐体はオール・アルミ製で、フロントパネル部分は5mmの厚みです。

音の解像度は期待どうりで96KHz24bitとの違いがわかります。

UPSAMPLING対応


AudilvanaやTuneBrowserなどUPSAMPLINGしてくれる機能の付いたソフトで設定を行うと16bit 44.1KHzが384KHzまでアップサンプリングされます。

 

DSD対応


DSDにも対応しています。ただしソフト側ではボリュームを最大にしないとDSD再生できません。

関連記事:Topping D10 DSD再生 ーAudirvana編ー

USB-DDC機能

USB DACの光デジタル端子、同軸(COAXIAL)端子は入力端子として設計されていることが多いように思われるのですが、本製品ToppingD10では出力端子として設計されています。USB-DDC(デジタルーデジタルーコンバーター)として使う事ができます。

DACとAMPはRCAピンケーブルでの接続がおすすめ!

私の場合、DACとAMPとの接続LineOut端子からRCAピンケーブルでAMPと接続しています。
 

AMPはマランツ PS7300。AMP側にはSPDIFのOptical,Coaxialの端子があり、PS7300のAMP自身にもDACが搭載されていますがフォーマット的には96KHzまでしか対応していません。

 

後日わかったのですが、PS7300のDAC-IC自体はは96KHzではなく192KHz 24bitまで対応してます。しかし、音声フォーマット的には96KHz 24bitまで対応。

従って、PS7300のSPDIF接続ではSPEC上Topping D10のDACの性能が十分に発揮できません。

そのため、DACとAMPの接続はRCAピンケーブル接続としました

私に限らずTopping D10を新しく購入した場合、Topping D10のDACの方がAMPのDACよりも高性能な事が多くDACとAMPはRCAピンケーブルでの接続がおすすめです。

 

OPアンプは交換可能

OPアンプ:OPA2134は他の2回路入りOPアンプ交換可能なようで、すごく音が変わると聞いています。Poor Audioの私は、いつか交換してみたいとあこがれてるだけになりそうです。

 

偽物も多く出回っているので、信頼のあるところから購入を!

ただ、OPEアンプは偽物も出回っていると聞きます。【スポンサーリンク】の2つの商品はどちらも標準のOPA2134と交換可能なOPA627AU デュアル の製品です。

チップICを2個使ってLとRの増幅をします。そのため、IC2個を裏と表に実装して8PINのソケットに差せるように変換基板が必要になってきます。

 

 

OPEアンプは偽物や粗悪品も出回っているらしいです。上記スポンサーリンクの商品はNFJしろくま製作所の商品で恐らく大丈夫だとは思います。おすすめですが購入の際は自己責任でお願します。

 

NFJの商品

NFJの商品のオペアンプICはバーブラウン社時代のICで中古品のようです。その分価格はリーズナブルです。★★本物保証★★と書かれてます。やはり偽物が多く出回っているからでしょう。

この商品について

  • Burr-Brown社製 OPA627AU(バーブラウン社時代のIC)
  • ★★本物保証★★偽物にご注意ください
  • ソケット周りのコンデンサ等と干渉しないソケットサイズ設計
  • 回路を極力太く設計したNFJ専用設計基板
  • オペアンプIC以外の部材は新品で構成

引用:Amazon NFJ のページより

 

【スポンサーリンク】

NFJ Burr-Brown社製 OPA627AU 2回路DIP化オペアンプ完成基板

 

しろくま製作所の商品

しろくま製作所のホームページのカテゴリー:OPAMPの中でも述べられていますが、OPアンプの真贋は刻印や外観だけでは、判断ができない事も多いそうで、別のOPEアンプで実際に偽物を買ってしまった例も書かれています。

【スポンサーリンク】

OPA627AU デュアル 8Pin DIP変換基板実装済み

 

しろくま製作所のホームページに次のような事も書かれてました。

100KHzや500KHz程度の高い周波数の矩形波を入力して波形のなまり具合を測定すれば、粗悪品≒偽物かどうか判断できるようです。

 

Pin間の抵抗値でOPA627の偽物判定できるようです

偽物でも性能が良いものってあるのかどうかはわかりませんが?

 

オペアンプ関連記事

理想のオペアンプとTopping D10搭載のオペアンプに関して

 

気になった点

他のレビューでも書かれてますがMACやWindowsでdeep Sleep(深い眠り)状態から復帰した後、音が出ません。


パネルの表示が  「 .」 だけ光ってサンプリング周波数が表示されません。

対策:⇒電源がBus-PowerなのでSW付HUBを購入しました。中古800円+税なり。

表示が「 .」になったら、HUBのSWをOFF→ONするとたいがい治ります。

 

SWをONにして復帰するまでには数秒~10秒くらいかかります。
せっかちな人(私?)は、「切り替わらない」と思って、再度OFF/ONするとさらに待たされるので、少し待ってから使用するとよいです。

 

後継機のDAC Topping D10s が出た

Topping D10はそろそろ入手困難になったようです。

Topping の公式ページ にも後継機のTopping D10sがあります。D10はもう掲載されていません。DAC ICにはES9038Q2Mを採用してます。性能的にはSPEC UPしています。

分解写真などを見てみると、回路パターンはTopping D10の流用設計と思われ、部品点数は減っていますが、ブロックの配置、パターンが以前の物に比べて、綺麗じゃない気がします。(個人的な感想です)

 

Poorなpure Audio Site1のTopping D10関連記事

以下、よかったら参考に!

Topping D10 DSD再生 ーAudirvana編ー

Amazon Prime VideoとDAC Topping D10

 

コメント

  1. タケシ より:

    初めまして、タケシと申します。

    topping D10は私も使ってました。
    今は、FX_AUDIOのX6Jにしています。

    D10は使い易いDACですね。オペアンプの交換もまた楽しい。
    私の場合、最終的にOPA627になりましたが、
    今のX6JではLT1469、OPA1622、OPA827もどっこい良い勝負です。

    ぴーぴーさんのブログをお邪魔するのは今日初めてですが、
    私も同様、お金をかけずに楽しむ方でして、共感できるところが多々ありました。

    なお、私もブログを始めました。
    勝手ながら、こちらのサイトをお気に入りに入れさせていただきます。
    以上、よろしくお願いいたします。

  2. ぴーぴー ぴーぴー より:

    タケシさん

    はじめまして。ブログ管理人のぴーぴーです。

    コメントありがとうございます。
    オペアンプを最終的にOPA627に交換されたようで、うらやましいですね。ブログにも書いているように、私の場合オペアンプの交換を紹介しておきながら実際の音は聴いておらず歯がゆい所です。

    お気に入り登録もして頂きありがとうございます。
    今後も、気が向いたら、たまに見ていってください。

    以上、よろしくお願いいたします。

  3. タケシ より:

    ぴーぴーさん

    こんにちは。タケシです。返信ありがとうございます。

    OPA2134も悪くはないですよ。
    ただ、オペアンプを使わないDACの方が良いと思っています。
    これからDACを製作していく予定ですが、
    FETによってI/V変換する方がかなりシンプルです。

    目先のディスクリートPAが一段落したら
    取り組む予定です。

    これからもよろしくお願いいたします。

  4. ぴーぴー ぴーぴー より:

    タケシさん

    DACを製作するなんて、考えたこともないです。すごいですねー。

    私は中学の時にオペアンプを使ったプリアンプを作ったことがありますが、まともに動きませんでした。プリアンプの意味や働きも知らずに作っていましたし・・・

    オペアンプはNECのμPC565?だったかと思います。品番の数字は記憶違いかもしれません。8本か10本足で円筒状/円盤型の金属ケース(CANタイプ?)に入ったものでした。

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