SUBARU BRZには運転席横にTRCと横滑り防止機能のスイッチがあります。
最近では横滑り防止やTRC機能のついた車種が増えていると思います。
ただこれ等の機能はなんとなく知っているだけで、私も含め、長所、欠点、活用法まで知っている方は少ないのではないでしょうか。
今回はBRZのトラクション・コントロール機能=TRCについて確認、検討してみました。
積雪時、あと10mの車庫までたどり着けない事も!
BRZは車高がゲンコツ1個半=125mmと低く、最近の1BOX車やSUV車等、車高の高い車の後の輪達(わだち)に沿って走ろうとしてもまずバンパーがラッセル車状態で、雪をかき分け削っていきます。当然、途中推進力を失い前進できなくなってしまう事もあります。
また、BRZにはエンジン下にアンダーフロアガードが装着されており、さらにアンダーフロア(床下)に凸凹が少ない構造となっています。たとえ雪を掻きわけることができても、アンダーフロアと雪が常に接触した状態で、接触面積が大きいのです。雪のない道路では、空力、燃費的に有利な構造が、雪道においてはデメリットとなります。
最終的には、車は前進する推進力が無くなって止まってしまいます。
車庫まで、あと10mなのにたどり着けないこともよくありました。
そんな時は、スコップでBRZの床下とタイヤ周り、車庫までの道の除雪して対応してます。積雪30cmくらいで、あと10mの車庫入れで1時間かかる事もありました。
積雪時の車庫入れ
・ 私の家の車庫は道路との間には高低差があります。
・ 尚且つ、融雪の井戸水がうまく流れるように車庫前から道路に向かって傾斜があります。
なので、道路側から順にー\/ーの傾斜が変わります。
このように色々と悪条件がかさなり車庫入れの際には、
アクセルを緩めればエンジンがストール(エンスト)
今まではTRCのSWは特にいじらず(TRC=ONのままで)車庫入れしてました。車庫入れの際に、数回エンストする事が多々ありました。
今回はBRZのトラクション・コントロール機能=TRCについて確認、検討してみました。
TRCとは
TRCとはトラクション・コントロールの事です。路面の状況によって駆動輪(BRZは後輪)に空転が発生するとエンジン出力をドライバーの意図にかかわらず自動的に下げ制御する仕組みです。
これによって、車体の不安定な状態を低減し安全性を高める事が出来ます。一般、初心者の方には便利な安全機能です。
TRCは、メーカーによって呼称や機能が多少異なります。横滑り防止機能も含めてTRCとい読んでいるメーカーもあるようです。
SUBARU BRZにも運転席横にTRCとVSC(横滑り防止機能)のスイッチがあります。
最近では横滑り防止やTRC機能のついた車種が増えていると思います。
ただこれ等の機能はなんとなく知っているだけで、私も含め、長所、欠点、活用法まで知っている方は少ないのではないでしょうか。
説明書を確認してみる
TRCとVSCの組み合わせで5種類のモードがあるようです。だだ、このモード全部が頭に入ってないので、運転中状況に応じて切り替えたりするようなことはできません。
今回はモード2の脱出目的の場合のみ覚えておくようにします。

BRZ TRCの説明書
TRC=OFFにして書庫入れを試してみる
コンソルの一番左のSWだけを置くとTRC(トラクションコントロール)がOFFになります。
ハンドルを切りタイヤと車体をシャッター面に対して45°傾け車庫入れを行います。まっすぐバックで車庫入れを行う時よりもタイヤのスリップが発生しやすいはずです。
しかし、思ったよりもスムーズに車庫入れができました。多少後輪がスリップしてもエンジン回転数が下がることなく、車庫入れ出来ます。
私の自家用車BRZはマニュアル車なので、アクセルを小刻みに踏んだり離したりしてすべりを確認しながらバックで車庫入れします。
今まではTRC=ONのままで車庫入れしていたので車庫に入れる際に、数回エンストする事が多々ありました。今回は1度もエンストしませんでした。
知らなかった!何年も乗っていてやっとTRCのみ使いこなせるようになりました。
TRCの自動復帰(BRZの場合)
TRCをOFFにしてしばらく悪路まではいかない平たん路を走っているとTRC=OFFの表示灯が消えてます。
説明書を確認してみると、
但し、TRCとVSC(VDC)の動作を停止している場合は車速による自動復帰はありません。
まとめ
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