前々から、電源プラグ、電源ケーブルを交換すると音が変わると聞いてはいます。
用水路の水環境と同じように電源環境を良くすれば、連続した高出力時、アタック時の電力供給に優れるため、音が良くなるというより悪くならないのもわかるような気がします。
電源環境の1つである電源ケーブルを交換して、果たして本当に音が変わるのかどうか半信半疑でした。
まともに新品で購入すると最低でも1万円以上するのではないでしょうか?
Poor Audioの私はそこまでお金はかけられないので、取り合えず、1万円以下で私にとってお手頃な価格で何かないものかと、以前から色々中古屋さんに顔を出していました。
中古なので、その時限りの1点ものです。後であれ!欲しかったと思っても手に入りません。
購入した商品
電源プラグにはP-029、IECソケットにはC-029と書かれています。オヤイデの製品のようです。電源ケーブル自体には何も書かれていません。この3つがセットになってレコード盤1枚分程度の価格でした。
これまでにも中古のFURUTECHの電源プラグなども見たことがあったのですがアンプ側につなぐべきIECソケットが無く断念したこともありました。
電源プラグ
電源プラグは、品番P-029からググってみるとオヤイデ電気の製品のようです。「PCシリーズ」のハイパフォーマンスモデルです。2004年5月に発売されました。
電極部は真鍮製です。真鍮製の電極は素直な音が出るといわれています。
「PCシリーズ」はオヤイデの製品の中では最も安価なものらしいです。
特徴
- 刃受け部分は、1.4mm厚真鍮を使用。保持力7kg以上
- 刃受け部分とケーブルの引っ張り強度は30kg以上
- ボディは高比重エンプラ素材PBT+GF30%を使用
- 本体カバーには、肉厚ポリカーボネイドを使用
- 完全非磁性体
ただし! オヤイデ電気の電源プラグP-029本体カバーの色は黒がほとんどです。透明色は私の調査した限りではほとんどありません。なんか怪しい感じがします。
NICOON(ニコオン)の文字があります。
IECソケット
IECソケットの品番はC-029。電源プラグと同様本体カバー部分の色は透明色です。こちらも、正規のオヤイデ電気商品かどうかはわかりません。本物だと信じたいです!
電源ケーブル
第一印象はヘビのように太いケーブルです。
メーカー名、品番は不明です。
太さは約20mmほどあります。
Googleで「P029 電源ケーブル 紫」で画像検索をすると、Coleman Cable Inc 略してCCIという会社のケーブルと言うところまではわかりました。CCIのROYALという商品のようですが、あやしいとのうわさも....
ますます持って怪しくなってきました。
冒頭のアイキャッチ画像のヘビは中国物産展で買ってきた 金運上昇ヘビ(のおもちゃです)。
電源ケーブルを極太にしてヘビのように金運上昇につなげたいところです。
FURTECの商品で大蛇(オロチ)というオーディオ用電源ケーブルがあるようです。
評価(個人の感想です)
全体の音量が上がったような気がします。ただ、曲調によっては「うるさい!」と不快に思う事もありました。
ジャズ系のゆっくりした曲調は聴きやすいのですが、ロックなどの激しい、アップテンポの曲は得意じゃなさそうな感じです。
高域が普段よりも前に出て、低域はELAC CE-310Jet Audio Editionのスピーカーの口径、容積等の不利な条件もあってか何とゆうかもっさり感があります。
普段使いのAVアンプボリュームは、-20dB~-10dB。能率の低いELACのスピーカーと私の聴力もあって、ボリュームの位置は大きめです。
今回ケーブルを交換したことによって、「音量の限界を試したい!」的な欲望がわきあがってきました。いつもより大音量で音楽を聴きたくなりました。
調子に乗って真空管ラインアンプのボリュームも50%以上に上げていたらマランツのアンプの最大入力電圧をオーバーしたようで PEAK の警告ランプが点灯していることに気が付きました。
今回はDACからのアナログ信号を真空管ラインアンプで受けAVアンプ、マランツのPS7300でスピーカーを鳴らしています。しばらくこの電源ケーブルで色々と音楽を聴いてみたいと思います。
未だ、交換した電源ケーブルでのレコードプレーヤーからの音は聴いていないので、この後ぼちぼちと聴いてみたいと思います。
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