5年以上前から壊れていたトイレの錠前を修理する事にしました。ようやく重い腰を上げる事にしました。
トイレで本当に困っている事は、トイレの引き戸が勝手に空いてしまう問題。しかし、今回はとりあえずスルー。(えっ)
まずは錠前を取り外し部品を確認する事にした
引き戸の厚み部分2カ所と内側の部分2カ所のネジを外せば錠前本体は簡単に外れました。
「錠前に下手に注油すると逆に不具合が出る事もある」との情報もありましたが、CURE CRCを注油?する事にしました。ところがCUREのCRCと思って噴射したスプレーは、接点復活剤と、電気パーツクリーナーだったことが、後で判明しました。
最初の数分は全く動きませんでした。しばらくガチャガチャやっていると、途中から若干動くようになりました。
錠前のロックはできるようになったが、ロックの解除ができない
30分くらい格闘していると、かなりスムーズにロックができるようになりました。しかし、ロックの解除ができません。これだと、トイレに入って鍵をロックできても、ロック解除ができないのでトイレから出れなくなってしまいます。えらい事です。
よく見てみると、ロックする際に、カマの部分が上に上がってきて一番上まで行ったかと思ったらカチャといってMAXの半分くらいの高さまで下がってしまいます。ロックの掛かり具合も甘い状態です。
カマの高さがほぼMAXの状態
カマの高さが中途半端な状態
ロックの解除はカマの高さがMAXまではいかなくともある程度高くないと解除できないようです。ためしに、手でカマをMAXまで持ち上げてやると、スムーズにロック解除ができます。
錠を取り付けた状態では、手でカマの部分を持ち上げる事はできないので、事実上はロック解除できない事になります。
以上の事から、「錠前の部品が壊れた」と思われます。
意外な発見!錠前を逆さに取り付けるとロック/ロック解除がスムーズにできる
ところが色々試しているうちに、錠前事態を上下反対にしてみるとロック/ロック解除がスムーズできる事がわかりました。以外な発見です。
重力の影響でカマは下向きになりやすくなります。少々ロックが甘くてもカマの部分が真下をむいて、しっかりとドアの反対側に引っ掛かる形になります。
しかし、実際に本体は取り付けることはできますが、錠前の内側と外側をつなぐシャフトの穴がドア取付穴の枠外(写真:予想位置)に行ってしまい、一部の部品は取り付けることができません。
錠前本体を上下逆さまにセット
元々の錠前本体と各パーツの位置関係
最初は、「部品の破損、故障」かと思ってましたが、「錠前の取り付けミス」、「部品の設計ミス」の可能性もありそうな気もします。プロのやる仕事なのでこのようなミスは無いと思いたいのですが。
「部品の破損、故障」か、「部品の設計ミス」か、「錠前の取り付けミス」か、はっきりした原因はわからないまま、取りあえず、部品を取り寄せる事にしました。
修理はあきらめ、新品の部品を手配することに
部品を選定する際注意したことは
同じメーカーであること。
メーカーはBEST で決定
BS(バックセット)が同じであること。
ドアの端からロック鍵の中心までの距離の事をBS(バッ
クセット)呼びます。実際に計ってみると49mmありました。
この数値に近いものを探ってみるとBS=50mmが妥当です。
ドアの厚み
対応可能などあの厚みです。
トイレのドアを実測すると28mmでした。
その他
先の図面に主なサイズが記載されています。これらの数値が同じまたは満足できる商品を選びます。
私の場合は、以前お風呂のドアノブを交換した事もあって、今回、チェックしたのはメーカーとSBとドアの厚みのみでした。見た目が同じなので他はたぶん大丈夫だろうと少し横着をおこしました。
以上の内容を確認して選んだ部品は、BEST(ベスト)鎌錠 No 265Tという商品です。
とりあえず、本日商品の手配を行いました。在庫がないため発送は2~3日後との事です。
失敗が怖い、時間がない、自身が無い方には、
専門の業者にお願いするのが、やっぱり安心です。
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