トイレのドアで鍵が上手くかからない為、鍵の部分の部品を注文しました。ドアはスライドドアで、鍵はカマのような形のものが相手に引っ掛かってドアをロックする方式です。
おまけにこのスライドドア、床が水平でない為なのか、ドア全体の調整が悪いのか、鍵をかけずにしばらく放っておくと、ドアがズルズルずると勝手に50cmくらい開いてしまいます。近くに台所があるので、衛生的にもよくありません。
数年前から、気にはなってたのですが。
注文していたトイレの錠前が届きました。正式には鎌錠(かまじょう)と呼ぶようです。引っ掛ける部分がカマの形状に似ているからでしょう。錠前というと私の年代では南京錠を思い浮かべます。今の時代ではなじみが薄いですがあえて錠前と書くことにします。
確か18日以降の発送と書いてありましたが、18日に届きました。予定よりも早く到着するうれしい誤算です。
商品が🔓鍵関連なので、一般的に、緊急性、安全面が重視されます。私が注文した下記のSHOPではお客様の困った状況をわかって早く対応してくれてるのか、たまたま早く発送しただけなのかは何とも言えません。ただ、口コミでは「早く届いた」とういう意見が多く見られました。
新旧パーツ比較
鎌錠を取り付ける前に、気になっていた事を確認する意味で、新旧パーツの詳細を比較してみました。なお本体付属のトイレ内側からドアロックする部品と、使用中を表示する窓部分の部品に関しては昔の部品がいくら探しても見当たらないので、比較写真には写ってません。
施錠時状態の比較
新旧の部品ともぱっと見はほとんど同じといっていいでしょう。新パーツは2020年11月10日、旧パーツは2002年11月20日製造と思われます。
1点だけ異なる所は部品の下の樹脂製の黒い出っ張りが新しい部品は凹んだまま、古い部品は押し込めば凹む点です。
新しい部品では黒い出っ張りは意味がないように思えてしまいます。
ストライクの比較
本体から出てくる鎌の受け側=ストライクは大きく変わってます。新しい部品はカマの掛かり具合B部をネジの締め加減A部で調整できるようになっています。
A部を入側に回すとB部が中に入り、出側に回すとB部が手前に出てきます。これでカマの部分とカマの受け部分の引っ掛け具合を調整します。
今回は入側にして調整しました。
旧型部品ではBESTの社名が逆さになっています。引っ掛けのカマの部分は写真右の上部に来るのですが、これだと、かかり具合が悪いとすぐに外れてしまいそうです。実際、以前から掛かり具合が悪く、鍵が掛かった後も簡単に外れてしまっていました。
取り付け時に上下逆だったように思われます。
組み立て
- 本体を引き戸に取り付け2本のネジで締める。
- 本体に鍵表、鍵裏部品を取り付ける。
- 裏側(内側)部品から2本のネジを締める
- ストライク・ホードを新しい部品に交換する。
- カマの入っかかる部分のちゅせいをする。
- 組み立て・調整終了
数年ぶりにトイレの鍵が治りました。部品はもうないと思っていたのに少なくとも2002~2020年の間は改良され製造されているロングセラー部品です。
おそらくほとんどの方は、トイレの鍵が壊れた場合、業者に頼んでいるのではないでしょうか。
私はここんとこ、ずーっと金欠気味、貧乏性なので、なんでも治す精神で事にあたっています。
治った時には達成感と、ささやかな喜びがあります。
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