はじめに
オーディオ専用の中古ロースペックPC、富士通FMVD586/M、別名FMVD1500BのストレージをHDDからSSDに換装しました。
というのは、以前からTuneBrowserで音楽を再生中に音が途切れる事があるためです。
色々試してみたのですが、なかなか改善できず今日に至ります。
いっそ、一番怪しくて根本的なHDDをSSDに入れ替えて爆速仕様にすれば良くなるのでは?
Poor-Audioの私は、auの特典を駆使しつつつSSDを購入する事にしました。
利用しようとしたauの特典 (※1)では
- auでんきでのpontaポイントがたまった来た。
- auスマートパスプレミアムならポイントが毎月最大1.5倍(最大2000ポイントを交換可能)
- 三太郎の日の特典も利用できるかな?
などがあります。
(※1)auの特典は、永続的なものではありません。将来的に特典の条件が変わる可能性があります。
購入したSSDは初めて聞いたメーカー Hanye Q55 512GB SSDです。(肝心のauPAYマーケットが当ブログ広告に出てませんが)
SSDと言うとCrucialが私のイチ押しなのですが私は、Hanyeランドをはじめて知りました。
Hanye⇒繁栄 を目指す、モットーとして設立した会社なのでしょうか。
プロジェクターのブランド、TOPTRO⇒トップ とろー(私見です) に通ずるところがあります。
信頼性が未知数で不安な点もありますが、HanyeのSSDはコスパがよくて3年保証もついて、リーズナブルです。
嘉年華さんの取り扱う商品は以前より何度か商品を購入したことがあって大丈夫でしょ!
Hanyeについて
Hanyeは2003年に設立され、中国瀋陽に運営本部をおく、創業から19年が経ち、フラッシュメモリー製品開発・製造・販売に関する豊富な経験を持ち、総合的な企業である。 万全なアフターサービス体制を通して、サポートを行う。弊社の大事なパートナーの一つである。
嘉年華株式会社より引用:http://www.kanenka.com/product/agent/hanye.php
手順概要
HDDからSSDへの換装手順は概ね次のようになります。
- HDDのパーティション構成を確認
- 既存PCのバックアップ
- 内蔵DVDの電源ケーブル、SATAケーブルをSSDに接続
- ストレージ等の起動順番を内蔵SSD(HDD)優先にする
- ディスクの初期化
- クローンソフトをインストール
- クローンソフトを設定・実行
- HDDのケーブルををSSDにつなぎ替える
- 動作確認
1. HDDのパーティション構成を確認
HDDにはWindowdのCドライブ、Dドライブだけではありません。EFI(Extensible Firmware Interface、BIOSの進化系)が格納されているパーティションやWindowsをリカバリする時に関係するパーティションなどがあります。
各パーティションの順番や位置は変更可能なものと変更できないものがあり、設定を誤るとHDD自体が見れなくなったり、OSが起動できなくなったり、リカバリーが出来なくなったりすることがあります。
私はHDDの知識は多少ありますが、全てを理解しているわけではないので、取り合えず、現状のパーティション構成のスクリーンショットを保存しておきます。
2. 既存PCのバックアップ
設定ミス、操作ミスによってHDDにアクセスできなくなる可能性もあるのでバックアップは必ずしておきます。
私の場合はWindowsHomeServer(サポート終了)でバックアップしました。
バックアップには色んな方法、ソフト、どの範囲までバックアップするのか等ありますが詳細は省略します。
3. 内蔵DVDの電源ケーブル、SATAケーブルをSSDに接続
下記、失敗談から学んだのですが、クローンコピーの場合には、新しいSSDを外付けではなく内蔵した方がよさそうです。
失敗談
最初、USB ⇒ SATA変換ケースにSSDをつないだのですが、うまくいきませんでした。
USBにつないだSSDは512GBなのに2048GBとして認識されてました。(下図)
「容量が4倍に増えた!」と一時喜んだのですが、クローンソフト側がうまく動きませんでした。
Windows10の画面左下窓のボタンを右クリック、ディスクの管理をクリックし、ボリュームの内容を確認すると、USB接続だとMBR形式になってます。今回のPCでは内臓のHDDがGPT形式の為、異なるパーティションスタイルとなってアクセスが出来なかったようです。
4.ストレージ等の起動順番を内蔵SSD(HDD)優先にする
私の場合は電源を投入後BIOSを起動して起動順番を変更しました。
5.ディスクの初期化
新しく購入したSSDの初期化を行います。
先に述べたように、私の場合GTP形式でSSDの初期化を行いました。
6.クローンソフトをインストール
今まで無料のクローンソフトとして、EaseUS Todo Backup free が有名でしたが、「クローン機能が無料で使用できなくなった」との情報がありました。
クローン機能が無料で使用できるソフト、ググってるとMacrium Refrect8というソフトがヒットしました。Refrect8が有名なのかどうかは今だによくわかりませんが、取りあえず、よさそうだったので使ってみる事にしました。
スクリーンショットを添付します。詳細は省略。
7.クローンソフトを設定・実行
最後に致命的なエラーが出てますが無視してます。万一、読者の方に損害を与えたとしても当方では責任は負いかねますのでご了承願います。作業に関する内容は自己責任でお願いします。
公式サイトや他のサイトなどでも情報収集し、理解してから作業を行ってください。
現在のパーティション構成を確認します。
Cドライブ、Dドライブ以外に特殊なパーティションが5カ所もあります。
ソース側HDDから格納先SSDへパーティションをドラック&ドロップ
ソース側HDDから格納先SSDへパーティションをドラック&ドロップして行きます。
特殊なパーティションは容量、順番を変えない方が無難です。最悪の場合、Windowsが起動しなかったり、リカバリーが出来なくなったりする可能性があります。
ただ、Cドライブ、Dドライブは容量の見直しをしたかった為、配置順番を特殊パーティションの後に設定しました。結果としてCドライブはまだ余裕がありそうなので容量240GBのままで変更しない事にしました。
Dドライブの割当て
全てのパーティションを割当て後の状態
ソース(HDD)と格納先(SSD)のパーティションの順番、およびストレージの容量が300GBから512GBに増えるため、Dドライブの容量を増やしています。(緑、赤のライン)
Cドライブ、Dドライブのパーティション割当ては最後に持ってきました。
クローンのスケジュールはスキップ
将来的にクローンをもう1度実行したい場合の事なので、ここでは何もせずに次へを選択。
ディスククローンの実行
クローン処理の終了
encounted a serious problem(深刻な問題)とでてます。
クローン中に発生したものなのか、以前の処理の際に出たものなのか?
本来なら、無視すべきではないエラーなのだが!(結果スルーしてる)
最終的に動けばいいか?
いいかげんだなー!
8.HDDのケーブルをSSDにつなぎ替える
ハードディスクを取り出し、ケーブルをSSDにつなぎ替えます。
クローン処理時につないでいたSSD(DVD用)のケーブルを元のDVDのコネクタにつなぎ替えます。
9.動作確認
クローン処理の終了後に発生していたエラーが気になります。
念の為動作確認をしたところ、取りあえず、Windowsは起動しました。Tunebrowser他、各種ソフトは今の所問題なく動作しているようです。
300GBのHDDを512GBのSSDに換装したので、リカバリー領域の相対的な順番や絶対的な格納場所が変更してます。リカバリー領域の順番や格納場所が変わるとPCからのリカバリーができない場合もあるようです。
何かあった時、本当にリカバリーできるのかどうか気になるところですが、中古PCを購入してすぐにリカバリーディスクをDVDで作成しているのでDVDでのリカバリーもできるため大丈夫でしょ!と楽観的に考えています。
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