AVアンプ MARANTZ PS7300にはMULTI ROOM機能が付いてます。
MULTI ROOM機能とは
AVアンプPS7300をコントロールアンプとして使い、別室にあるアンプの音源として転送する際に便便利な機能です。これにより、2つの音源を別々に、それぞれの部屋で聴くことができます。
音源1はPS7300に接続したスピーカーで視聴します。
音源2はMULTI ROOM機能を使って専用の出力端子よりアンプ2の入力され、アンプ2の接続したスピーカーで視聴します。
PS700とアンプ2を別々の部屋に設置する事により、例えばPS7300をオーディオ専用室ではTUNERでFM放送を聴き、アンプ2を寝室においてAUXでネットオーディオを楽しむ。なんてことも可能です。
ネット・オーディオなら、手持ちの携帯をリモコン代わりに使う事も出来、「寝室がオーディオ機器でごちゃごちゃして落ち着かない」ような方にはアンプとスピーカーだけ設置すればよいので、寝室内がシンプルになりいいかもしれません。
私の場合は、同じ部屋にPS7300とデジタルパワーアンプ2、2組のスピーカーを設置してシステムの聴き比べなどをしています。1度配線してしまえば、音源がワンタッチで切り替えられるので、アンプとスピーカーセットでの聞き比べが簡単にできます。アンプとスピーカーの組み合わせ、相性のチェクにも使えそうです。
なお、音源1=音源2と同じ音源を使ってPS7300とアンプ2の両方のスピーカーを鳴らすことも可能です。
MULTI ROOM機能は電源をOFF(STANBY)にしても一部の回路は通電している。
POWER ON時
POWER OFF時
最近知った事なのですが、MULTI ROOM機能を使っている場合、リモコンでPOWER OFFにしても信号系(プリアンプ部分)だけは生きているようです。電力を消費するパワーアンプ部はOFFになって、省エネにもなりそうです。ディスプレーには MULTI の文字だけが光ります。
準備と操作
出力端子接続
MULTI ROOM専用の出力端子が設けられています。音源2の出力端子としてMULTI OUTのRCAピン端子とアンプ2の入力端子をRCAピンケーブルで接続します。
MULTI ROOMの設定・操作
PS7300本体のMULTI ROOMのボタンを押すと
SELECT SOURCE と聞いてくるので
MULTI ROOMで聴きたい音源を選択
音源の出力レベルを本体またはリモコンのボリュームで指定する
PS7300の機能の豊富さに改めて感心しました。
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