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アンプ性能測定用のダミー抵抗を作ってみた

AMP

デジタル・アンプやアナログアンプの出力波形観察、測定を過去に行ったときには、無謀にもアンプにスピーカーをつないだまま、出力波形を観測していました。

ボリュームが小さいときや、おおむね14KHz以上の高音は私の耳👂的には聞こえないので問題ないのですが、1KHzの音を大音量でスピーカーから出力する場合は、私の耳でも耐えがたく、防音ができてる部屋でなければ近所迷惑にもなりそうです。

そこで、インピーダンス8Ωのスピーカーの代わりとなるダミー抵抗を作ってみました。

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予算はセメント抵抗代のみ

Poor Audioがモットーですから抵抗はお店で買うにしても、その他は家にある廃材を使ってダミー抵抗を作ることにしました。

8Ωのスピーカーの代わりにするだけのシンプルなものにしました。

近くのお店では8Ωの抵抗がなく、5Ωと3Ωがあったので直列接続して使用します。10Wのものしかなかったので、最大で8Ω 10W+10W=20Wまで連続使用できます。

表面積も増え、熱源も2カ所に分散するので、放熱性も良くなりそうです。

少し心配なのは、どれくらい発熱するのか、全くわかってないので何かいいものはないかとググっているとメタルクラッド抵抗ホーロー抵抗というものもあるようです。メタルクラッド抵抗は巻線抵抗に金属製の外装を取り付けた抵抗器らしい。

以上を踏まえて、

メタルクラッド抵抗は外装が金属なので、同様にセメント抵抗に金属を巻き付ければ放熱ができそう

丁度いいものがありました。PC DOSVマシンで未使用の拡張スロットのめくら蓋として使用されるヤツです。最近のものはコストダウンのためか簡素になってますが、昔のものはコの字型になっていて、このコの字型の中にセメント抵抗がちょっとゆるゆるで収まります。

接続端子もお金がかけれないので、釘を使いました。さびにくそうで半田付けできそうな釘がたまたまあったのでそれを使いました。

ただ、もうちょっと長いのがあったら良かったのですけれど、これしかなかったので……

拡張スロットのめくら蓋、コの字の中にセメント抵抗がすっぽりと収まる

材料(1CH分)

    1. セメント抵抗 3Ω 10W・・・・・1個
    2. セメント抵抗 5Ω 10W・・・・・1個
    3. 板 100均で買った板の余りもの・・1枚
    4. PC拡張ボード用のめくら蓋・・・・2個
    5. 釘 3本さびにくくハンダの付きやすそうなもの

道具、準備物

  • ハンダごて、ハンダ
  • かなづち
  • 金切りばさみ(波板切りばさみ)

作り方

・レイアウトを仮決めする

・木にくぎを打つ

・セメント抵抗放熱用の金属(PC拡張ボードめくら蓋)を適当な大きさに切る

・セメント抵抗に放熱用の金属をはめ込む

・セメント抵抗のリード線を釘に巻き付ける

・リード線を半田付けする

できあがり!

今回、放熱用の金属はセメント抵抗の下に置きました。熱は下面よりも上面の方がより放熱されるはずです。なので、放熱用金属はセメント抵抗の上面に乗る形態の方がより放熱効果が高くなると思います。

放熱用金属が極端に長いと周囲のリード線と接触して抵抗の両端がショートした状態となってしまうので注意が必要です。
今後は、ダミー抵抗を使って デジタル・アンプの出力波形アナログアンプの出力波形などの測定に活用できそうです。

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