ちょっと変わったスピーカーを見付けました。気になります。
DEEPTIME社SPIRULAです。
特徴的な点は何といってもその形状です。
カタツムリ、ターボチャージャー、巻貝を彷彿とさせます。
渦巻きの中心部分のくるくるはサザエの肝を想像してしまいます。サザエの肝は砂が混じっていることも多く食べるとガリガリします。
スピルラ(SPIRULA )の質感はターボチャージャーの金属表面のザラザラ感と似ています。ターボチャージャーのハウジングは鋳造(鋳物)です。鋳物は砂で形どった型に金属を流し込んで作られます。後で述べますがスピルラ(SPIRULA )の筐体の原料には珪砂が使われています。
砂つながりの予感!
SAND(砂)でSOUND(音)を形成してるんですネ
スピルラはデスクトップに置いて視聴する事を想定しているようです。渦巻きの開口部がちょうどリスナーの耳を向くように設計されています。
接続にはバナナプラグが必要です。
スピルラ(SPIRULA )の主な仕様
・型式:密封型、パッシブ(アンプ非内蔵)
・本体材料:珪砂、アルミニウム
・ユニット:フルレンジ 3インチ(8cm)竹繊維紙コーン
・再生周波数:75Hz-20kHz
・寸法(W×H×D):117×222×208 mm
・質量:2.4kg
・生産地:チェコ共和国
材料は珪砂、アルミニウム
仕様には・本体材料:珪砂、アルミニウムとあります。
砂? サザエの肝の砂つながり 渦巻きと砂のコラボレーションです。
珪砂(けいしゃ)はガラスの原料にもなります。
このスピーカーの筐体は珪砂(石英の粉)でできています。3Dプリンターと珪砂、硬化剤を使って形成しています。
アルミニウムはどこに使われているのかな?
渦巻き型のスピーカーは音響的にどうなのか?
渦巻形のスピーカースピルラ(SPIRULA)は平行な部分がなく、共振や定在波が発生しにくい。
デスクトップ、ニアフィールドで視聴するため、素直でクリアな音が想像されます。
渦巻き状のスピーカーで有名なのはイギリスB&W社 Nautilusです。
こちらは超高級品です。
Poor Audioのわたくしには、全く手の届かない存在です。
2本で1000万円ほど!
Nautilusは=オウムガイのことで、SPIRULAは=殻を持ったトグロコウイカのことらしいです。
どちらも生物の名前に由来しています。
ちなみに先ほどサザエの肝、自動車エンジンのターボチャージャーの話が出ましたが、Turbo(ターボ)は巻貝のリュウデン族の学名らしいです。サザエはリュウデン属の巻貝の一種らしいです。
巻貝つながりの製品、商品名がたくさんあるんだ!
渦巻状の貝殻を利用したほら貝みたいな音がするのでしょうか?
ほら貝は遠くまで野太い音届くイメージです。実際の所はどうなんでしょう?
DEEPTIME社 SPIRULAとB&W社 Nautilusどちらも気になるスピーカーです。
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