耳の遠い母が集音器EN-IA102を買いました。
充電式で使い勝手がよく、コストパフォーマンスの良い商品を買えたと思ってます。
音声帯域
高齢の方の場合、高い周波数の音は一般に聞き取りにくいと聞きます。
私自身も高齢者の仲間かどうか微妙です。2019年の記事アンプ出力のA+B端子を使ってスピーカのバイワイヤリング接続では私の聴力は7KHz、8KHzあたりから音の聞こえ方があやしくなってます。
YouTubeで20Hz~20KHzのサイン波のSWEEP音源がいつくか出てるので自分の(へっぽこな)耳で聞いてみた。
A+B(Full)〇20 〇50 ◎60 ◎100 ◎500 ◎4K ◎5K ◎7K △8K ×10K ×12K ×17KA(低域用)〇20 〇50 ◎500 ◎600 ◎1K 〇4K ×7K ×8K
B(高域用)×20 ×50 ×500 ◎2k ◎4K ◎5k 〇6k 〇7K △8K ×9k ×10k
A(低域用)では500Hz~4KHzの音量が明瞭に聞こえる。耳が悪いせいもあるのか、7KHz以上は聞こえない。
ただ、低域用のスピーカーの実で聴いているので、そもそも7~8KHz以上の音はあまり出ていないのかもしれない。A+B(Full )では60Hz~7KHzまで音量が明瞭に聞こえる。8KHzくらいから聞き取りが怪しくなってくる。
私(おっさん)の耳の場合7KHzまでくらいしか聞こえないので、低域用スピーカー1個だけでも違和感がなかったのかもしれない。PoorなPure Audio アンプ出力のA+B端子を使ってスピーカのバイワイヤリング接続より
ブログタイトルにPure Audioを冠しているのに私の聴力はお粗末なものです。
一般に、集音器の音声周波数帯域は上限が8KHz程度と聞いた事があります。
健常者、人間の可聴域 : 20Hz~20KHz
一般電話 : 300Hz~3,400Hz
携帯電話 VoLTE : 50Hz~7,000Hz
携帯電話 VoLTE(HD+) : 50Hz~14.4KHz
購入した集音器 EN-IA102 : 400Hz~4,500Hz
番外編:ぴーぴー(私)の聴力(自己診断):20Hz~7,000Hz
後期高齢者の母親はもっと聴力が悪いはずです。
今回購入した集音器は、音声帯域 400Hz~4,500Hzです。
一般電話、デジタル化される前のダイヤル式アナログ電話機相当と推測されます。
私の場合、理屈の上では7,000Hzまで聞こえれば生音も携帯電話の声もあまり変わらないという事になります。4G携帯でVoLTEになって、近くで会話しているように音が聞こえていたのも納得できます。私が装着するには低域、高域共に音声帯域が小さく役不足かもしれません。
難聴気味の母親には適正だったようです。母は今までに補聴器、集音器を3回購入しています。
集音器を購入する際には、対応できる音声周波数帯域を確認しましょう。
周波数帯域の記載してない商品は悪い意味で意図的に記載していない可能性があります。
広告として難しい数字はあえて載せない意図がある場合もあり、購入希望者側からすると判断が難しい点もあります。
音声周波数帯域が記載されている集音器は信用性の判断ができそうです。
ちなみに、今回購入した集音器の広告には音声周波数帯域が記載されてませんでした。
ただ取り扱い説明書には音声周波数帯域が周波数応答範囲として記述されてました。
A4サイズの冊子は全てのSHOPではなくて今回購入したSHOPだけなのかもしれません。
まとめ
- 集音器を購入する際には、対応できる音声周波数帯域を確認しましょう。
周波数帯域の記載してない商品は悪い意味で意図的に記載していない可能性があります。
広告として難しい用語、数字は載せない意図で記載していない場合もあります。
- 周波数帯域が記載されていれば信頼度UP
自身の聴力を耳鼻科などで検査してもらって、自身の弱い周波数帯を補正できるかも目安として周波数帯域を確認できれば、集音器かったけど、失敗した!なんて事が少しは軽減されます。
性能、価格、使いやすさ等々、100%満足な集音器・補聴器はそうそうないと思います。
どこかで妥協が必要です。
コメント