NHKのBS4Kを久しぶりに見ました。
すると、画面に22.2chの表示がされてます。
22.2chってなんだ!
想像できることは、
スピーカーが合計22個+サブウーファーが前後合計2個かな?
という事くらいです。
スピーカーを22個も設置するとスペースもコストも大変なことになりそうです。1個1万円のスピーカーだとしても22個+2個だと24万円。
1個5万円位の中・高級スピーカーなら120万円。これなら自慢できる高級スピーカーが1組買えてしまいます。個人的には「そこまでして、家庭で22.2ch再生する設備は必要がないのでは」と思ってしまいます。
スピーカーの配置
一般社団法人映像配信高度化機構の「22.2ch高臨場感音響システム導入のための手引き」2019年9月によると、22個のスピーカーは上層に9個、中層に10個、下層に3個使用しています。
サブウーハーは下層の前方に左右2個使用してます。
出典:NHK「8Kスーパーハイビジョン音響制作システムの開発と標準化動向」
スピーカーの配置角度
細かな制約や許容範囲があるようですが、リスニングポイントを中心に
上層はは45°間隔で9個
中層は7ch再生時+真横2個+真後ろ1個の間隔で計10個
下層は前方左右と正面に計3個
低域用のサブウーファーが前方左右に2個
それぞれ配置されます。
ラインアレイスピーカー
スピーカーを22+2個も設置するには、部屋のスペースも、コストもかかります。解決策の一つとしてラインアレイスピーカーという物があるようです。
シャープのサラウンドバー8A-C22CX1では3ウエイ10スピーカーで22.2ch入力対応をしているようです。22+2個のスピーカーが物理的にある訳ではありません。純粋な22.2chではなく、疑似的に22.2chの音場を再現しているのだろうと思われます。
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